2018年10月12日 text by:UZUZU編集部
『デザインあ展 in TOKYO』 レポート
子供の「デザイン的思考」を育てる、NHK Eテレの大人気番組「デザインあ」。私たちの身のまわりのモノを「デザイン」視点から見つめ直し、斬新な映像手法と音楽でデザインの面白さを知ることができる番組です。そんな「デザインあ」の世界を体験できる企画展『デザインあ展 in TOKYO』をご紹介します。
1.「デザインあ」の世界で記念撮影!
会場内にはフォトスポットがいくつかあるのですが中でもオススメなのは、お弁当の中の梅干しになれちゃうこちらの展示。お子さんに入ってもらえばかわいい写真が撮れること間違いなしです!
しかしこの展示、会場内での一番人気でもあります。待ち時間は平日の15時頃で約40分でした。休日や夏休み中だと90分になることもあるとか!展示会場に入ったら、最初に家族で2手に分かれて並んでおくなどすると良いかもしれません。
2.見るだけでワクワクする展示たち
『デザインあ展』では見るだけで直感的にデザインを体感できる展示がたくさん!普段身近にあるものをデザイン視点で見ることで意外なおもしろさを発見できます。
ずらりと並んだ食材の先にはギュッとつまったお弁当が!こちらの展示では4種類のお弁当とそのつめられ方を観察します。普段何気なく食べているお弁当にも素材を生かすためのデザインが隠れていることに気付かされます。
普段行なっている何気ない動作を、3つの瞬間で表した展示です。なんの動作をしているのか、閃いた子達が得意げに報告していました。みなさんは正解がわかりますか?
体感の部屋では「あ」のテーマなど番組でおなじみのコーナーが、部屋に360°ぐるりと映し出されます。合唱と映像ぴったり合った映像「ガマンぎりぎりライン」では大人たちもつい笑い声を上げていました。
3.触って楽しい体験型展示
『デザインあ』の最大の特徴はなんといっても豊富な体験型展示です。子供や海外旅行客でもわかりやすく直感的にデザイン世界を体験できます。
急須、ペットボトル、シャンプーボトル、様々な機能を持ったパーツを組み合わせて新しい器をつくる展示です。積み木のように簡単に組み合わせることができるので、小さいお子さんでも楽しみながらデザインに触れることができます。
ここは「紋(もん)」を描く場所、「もんどころ」。円と線をたくみに組み合わせてかたちをつくる、日本に古くから伝わる伝統的な紋(もん)の描き方には不思議な魅力があるようで、特に小学生くらいの子たちが、コンパスを駆使して「紋(もん)」作りに熱中していました。「紋(もん)」を描くシートは4種類あり、持ち帰っておうちで描くこともできます。
みんなが描いたデッサンが大きなモニターに映し出されるこちらの展示、大人にも人気でかなりの力作を描いている方も!みなさんかなり集中していました。展示会ホームページには、会期中みんなが描いたデッサンが大集合!
デッサンあ特設サイト
https://dessin-ah.jp/
4.オリジナルグッズも大人気!
グッズ販売もかなり充実していて、どれも欲しくなるものばかりでした。デザインあファンの方にとってはオリジナルグッズをまとめて見ることができる第2の展示会場といえるかもしれませんね。
5.デザインを楽しもう!
展示はまだまだたくさんありますがレポートはここまで。展示が終わった後も私たちの身の回りにはたくさんのデザインが隠れています。ぜひお子さんと一緒に、おうちや街で新たなデザインを探してみてくださいね。
企画展「デザインあ展 in TOKYO」
■会期
2018年7月19日(木)〜2018年10月18日(木)
■開館時間
10:00~17:00
※ただし、土曜・祝前日(9/16、9/23、10/7)、8/10~18は20:00まで開館
※常設展は17:00に終了
※入場は閉館時間の30分前まで
■休館日火曜日
※ただし、7/24、7/31、8/7、8/14、8/21、8/28は開館
■開催場所
日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン(東京都江東区青海2-3-6)
■入場料
大人 1600円、小学生~18歳以下 1000円、3歳~小学生未満 500円、2歳以下は無料
■主催
日本科学未来館、NHK、NHKエデュケーショナル、NHKプロモーション
■WEBサイト
http://www.design-ah-exhibition.jp/
UZUZU編集部
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