2018年11月1日 text by:UZUZU編集部
“本物”を見に行こう!『ムンク展ー共鳴する魂の叫び』
巨匠、エドヴァルド・ムンクの大回顧展が10月27日から東京・上野の東京都美術館にてはじまりました。
ムンクの『叫び』といえば子供から大人までみんなが知っているおなじみの名画。叫びのポーズをマネしたり、パロディーを見たことがあるという方も多いと思います。
そんなムンクの”本物”の作品を見ることができる『ムンク展ー共鳴する魂の叫び』 を公開初日に取材してきました!
エドヴァルド・ムンクとは
エソヴァンド・ムンクは19世紀から20世紀にかけて活躍したノルウェー出身の画家です。
日本では『叫び』の作者として有名ですが、その他にも愛と死・孤独・不安などをテーマに多くの作品を残しています。
今回の展示ではムンクの生涯を追って鑑賞できるよう展示や解説が工夫されており、製作時のムンク自身の環境や心境を考えながら作品を楽しむことができます。
初来日の『叫び』!!
ムンクは『叫び』を、クレヨン、パステル、など表現方法を変えて複数描いているのですが、今回展示されるムンク美術館所蔵のテンペラ・油彩画の『叫び』は、待望の初来日となります。『叫び』の中でも後期に描かれたもので、長年の想いが凝縮された色彩は圧巻です!
100%ムンクの大展示
今回のポイントは何と言っても約100点の作品すべてがムンクだけで展示されているところです。
『叫び』で有名なムンクですが、ノルウェーの自然を描いた美しい風景画や、人間味溢れる人物画など魅力的な作品がたくさんあります。
展示番号32番の「渚の青年たち」はなんと子供部屋に飾るために依頼されて描いた絵なんだとか。今回「渚の青年たち」は撮影できなかったのですがぜひ会場で探して見てくださいね。
こどものための鑑賞会
美術館に子供を連れて行くのはやっぱりちょっと不安という方に朗報です!
12月25日(火)は休室日なのですが、なんと中学生以下のお子さんと保護者の方のみ参加できる「こどものための鑑賞会」が開催されます。
親子だけの入場なので、リラックスしながら作品をじっくり鑑賞することができそうですね。
「こどものための鑑賞会」公式ページ
https://munch2018.jp/children/
開催日時
2018年12月25日(火)※休館日
9:30~16:00(15:30最終入場)
中学生以下のこどもとその保護者(こども1名につき高校生以上の保護者2名まで)対象。
中学生以下は無料、保護者は本展の観覧券(招待券・前売券も可、半券不可)が必要(高校生は12月無料)。
大人気のお土産コーナー
今回は史上最大規模のムンク展とのことで、特設ショップも素晴らしい充実ぶり!豊富な種類、楽しいアイテムがたくさんそろっていて、物欲が刺激されてしまいます。もちろん入館者のみなさんにも大人気で、初日のレジではなんと待ち時間40分!
さまざまなパロディーグッズが並ぶ中、一番人気はポケットモンスターとのコラボグッズでした。ほっぺたを手で覆って叫ぶポケモンたちがとってもキュート!
編集部の一番のオススメはこちらのビニール人形!1991年にアメリカで生まれ、40カ国で45万個売れたという歴史のあるミュージアムグッズを、日本の技術で生まれ変わらせました。
他にも刺繍シールやハンカチなど質感を生かした面白グッズもありました。ムンクファンにはたまらない品揃えですね!
まとめ
美術に詳しい人でなくても、誰もが知っているエドヴァルド・ムンク。パロディー作品は見る機会が多いものの、やはり本物の迫力は圧巻でした。
『ムンク展ー共鳴する魂の叫び』はムンクの魅力を存分に楽しむことができる希少な機会ですので、ぜひ親子で鑑賞に行ってみてはいかがでしょうか。
『ムンク展ー共鳴する魂の叫び』特設サイト
https://munch2018.jp/
会期
2018年10月27日(土)~2019年1月20日(日)
会場
東京都美術館(東京都・上野) 企画展示室
休室日
月曜日、12月25日(火)、1月1日(火・祝)、15日(火)
※ただし、11月26日(月)、12月10日(月)、24日(月・休)、1月14日(月・祝)は開室
開室時間
9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
夜間開室
金曜日、11月1日(木)、3日(土・祝)は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)
UZUZU編集部
UZUZU[ウズウズ]は、親子の好奇心をくすぐるWebマガジンです。かけがえのない「子育ての時間」をワクワク・楽しいものにする情報をお届けしています。