【親子で体験したい!】お洒落な「キャンピングカー」の魅力を徹底リサーチ!楽しむコツや人気アイテムも

親子体験

2019年3月25日 text by:小島真子

【親子で体験したい!】お洒落な「キャンピングカー」の魅力を徹底リサーチ!楽しむコツや人気アイテムも

数年前から再燃しているアウトドアブーム。その広がりは、気軽にキャンプ体験をすることができるグランピング施設の増加やファッションスタイルだけでなく、お部屋でお洒落にアウトドアスタイルを取り入れるコーディネートとしても人気が出てきています。

特に最近では、ファミリーに人気の「グランピング施設」や「キャンピングカー」も情報番組などで頻繁に取り上げられていますね。そこで今回は、キャンピングカーのインテリアデザインなどにも携わっている筆者が、「キャンピングカー」の魅力や最新トレンドについてご紹介します。キャンピングカーライフを楽しむ為のコツや人気のアイテムについてもご提案しますよ!

キャンピングカーの最新トレンド

ここ数年、私はキャンピングカーのデザインに携わっています。その関係で、昨年、ドイツのデュッセルドルフで行われているキャラバンサロン2018を視察に行ってきました。

キャラバンサロンは世界最大規模のキャンピングカーショーで、2,000台以上のキャンピングカー&トレーラーが展示されています。国内最大のショーの約6倍以上の広いスペースで日本のデザインの基とも言える本場のデザインを見ることができるので、トレンドを知るにはもってこいの場所でした。

国内のキャンピングカー市場との違いとして、デザイン面ではファブリック(ソファやベッド等の布製品)、建具の色味がとてもきれいで、グレーベースの色物が多かった印象です。また、照明の使い方、ベッドやカーテン周りの演出がとても素敵で、まるで家の様な居心地の良さを叶える空間でした。

ヨーロッパで出回っているキャンピングカーは、家そのものですね。ヨーロッパでは、長期休暇は川辺にキャンピングカーやトレーラーで滞在するという点から、住んでいる地域の風習、気候、地形も関係ありますが、ライフスタイルによって同じキャンピングカーでも求める空間が変わります。

その点、日本では日本の道路事情に合っているのと価格がお手軽というので、現在は、軽~小型車をベースとしたキャンピングカーが人気です。買う前に乗ってみたいという層と買うまでもないが乗ってみたいという層に分かれている点から、キャンピングカーのレンタルも増えてきています。

キャンピングカーの選び方

イメージ

どういう旅行を考えているかにより、キャンピングカーか車中泊かに分かれます。それにより、快適性を望むのか、最低限の機能性を望むのかに分かれます。

乗員人数

家族4人、夫婦2人、1人の趣味用などにより、必要な車の大きさが決まってきます。また、ベッドにした時の就寝定員などもチェック。合わせて、荷物の収納場所も確認します。

ビルダー選び

購入会社があまり遠いと何かトラブルやちょっとした相談したい時も大変ですので、近くにある方が安心です。なお、その会社がなくても代理店があればある程度対応可能です。

これ欲しい!おすすめキャンピングカーの魅力

私も内装インテリアコーディネートをしているAtoZ社の「アミティ」シリーズは、私自身欲しいと思えるおすすめキャンピングカーです。中でも2段ベッドタイプがおすすめで、コンパクトなのに6人乗れて6人寝るスペースがあるのが特徴です。家族や、ママ友同志で子連れでの移動も可能。装備も必要十分。価格も、同じクラスでは最安値レベルです。キャンピングカー初心者には向いていると思います。レイアウトも4種類あるので使い方で選べるのも魅力の1つですね。

キャンピングカーの内装も気になるところですよね!
私が提案するインテリアをご紹介しましょう。

こちらは、花との生活をイメージしたアミティ・フィオーレ。

こちらは、森で家族と団欒をイメージしたアミティ・ボスコ。

こちらは、港での息子と一緒の時間をイメージしたポルト。

インテリアひとつで、同じキャンピンクカーも爽やかな空間からシックな空間まで、様々な印象に仕上がります。

キャンピングカーライフが楽しくなるおすすめグッズ

非常用ライトにも使用できるLEDランタン

「手軽にランタンを楽しみたい」ということであれば、充電式・乾電池式等で使用できるLEDランタンがおすすめです。 『BRUNO』のLEDランタンは定番人気商品。価格も2,000円~3,000円台と比較的安めで、カラー展開も豊富。空間と色を合わせてコーディネートを楽しむのも素敵ですね。

調理器具と食器の両用使いができるスキレット

今人気のスキレット鍋や鉄フライパンで食事を楽しんでいたりするのもおすすめです。例えば鉄のスキレット鍋なら、調理のために使うだけでなくそのままテーブルウェアとしてダイニングテーブルに出すのもOK。最近ではスキレット鍋は調理器具メーカーだけでなく、ニトリ等のインテリア雑貨店でも安価に扱われるようになっています。このように、屋外での夕食や朝食を、調理器具類でワンランクアップすることができますね。

利便性を考慮した折畳式ディレクターズチェア

持ち運び便利な折り畳みができるタイプのディレクターズチェアはオススメ。椅子として座ることはもちろん、ちょっとした物置きにもなりますし、ほかの用途でスペースを使いたいときにはさっとしまえるので便利です。

プライベート空間を満喫できるキャンピングカーライフ。単にキャンプをするだけではなく、その空間に居心地の良さ、快適さ、そしてお洒落を求める昨今のキャンピングカー事情についてお届けしました。
みなさんも是非、心と体がワクワク感じるアウトドア体験を楽しんでみませんか?

取材・撮影協力 AtoZ

http://www.atozcamp.com/

インテリアコーディネーター 小島真子

インテリアコーディネート事務所の株式会社 Laughstyle 代表。サロン、オフィス、社員寮、ホテル、個人宅のインテリアコーディネートやイベント用のスタイリングを行う。現在キャンピングカーのインテリアデザインも行っており、オリジナルデザインとして販売中。 https://www.laugh-style.jp/

ライター 小島真子

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