2019年2月19日 text by:ナイトウ サトミ
はじめての親子キャンプ!失敗しないグッズの揃え方
今年こそ子どもと一緒にキャンプを楽しみたいという方に、キャンプの始め方をご紹介するシリーズ。第2回はキャンプグッズの揃え方!キャンプ道具は高価なものが多く、まず何を買ったら良いか悩むところですが、キャンプ雑誌やネットを見ても専門用語ばかりでわからないし、そもそも何をどう使うべきなのかわからないなんてことも。今回は、はじめての方でも失敗しない揃え方をご紹介します。
INDEX
レンタルからはじめてみる
キャンプビギナーにありがちなのが、安いホームセンターなどで「とりあえず」キャンプグッズを揃えてしまうこと。それも間違いではありませんが、安いといっても一式揃えればかなりの金額になります。そもそも、今後もキャンプに行くかもわかりませんよね。そこで最初は、友達や親戚などから必要なものを借りてキャンプに行くのもおすすめです。
まずはテントと寝袋を借りて、軽装で行ける春夏キャンプへ行ってみましょう。テントをレンタルできるキャンプ場やイベントもあるので要チェックです。
また、キャンプ慣れしているメンバーとグルキャン(複数の家族でのキャンプ)し、実際使わせてもらいながら、まずは何が必要か気になるものをチェックするのも良いと思います。キャンプフェスもグッズを吟味できる良い機会です。
兎にも角にもまずはテント。流行りもチェックしながら家族構成に合うものを吟味
ポール型、かまぼこ型、ブラックテント、ここ数年その流行は目まぐるしく変化しています。各特徴はあるとして、メリット、デメリットも様々。ぐるキャンやキャンプフェスでファミリーに多く使われているものを観察してみましょう。
自分の家族構成を考えるとテントの大きさも絞られてくるはず。さらになにより、「あれが好き!」というインスピレーションはとても大事。愛着があるものでスタートすればその後のキャンプライフが楽しくなるはずです。
気になるブランドもチェックしましょう。家に帰ったら早速ネットで検索を。
一度実際のものを見ているのといないのでは印象が違います。ネットで値段やクチコミもしっかり確認しましょう。あとは設営しやすいかどうかですが、そこはパパの力量と相談して!
基本グッズ一覧
観察、研究をしながら、揃えていきたい基本グッズがこちら。
・テント
・タープ
・テーブル
・チェア(家族分)
・ランタン
・寝袋
・寝袋下に引くマットやシート
ママだからこそ欲しい! おすすめキャンプグッズ
基本のキャンプグッズを一通り揃えたら、ファミリーキャンプでママにとってあると嬉しいグッズをご紹介しましょう。
・カトラリーセット、ディッシュセット
お皿、コップ、フォーク、スプーンが家族分セットされたカトラリーセットはマスト。割り箸や使い捨ての紙皿などはゴミになります。また、人に借りるのも抵抗があるもの。カトラリーセットはホームセンターで安価なものからあるのでぜひ準備しましょう。
山善 キャンパーズコレクション デイパーティー食器セット(4人用6種類)
価格:1,034円 (2019/2/19現在)
慣れてきたら、お湯を沸かしたり調理器具としても便利に使えるシェラカップもオススメ。軽いし、底が深いもの、浅いものを使い分けるなど、さまざまな場面で活躍します。
大きく分けるとステンレス製と軽さ重視のアルミ式に分かれますが車で行くキャンプならステンレス製でOK!容量も様々なので同じブランドで重ねて使うのもオススメ。
CHUMS(チャムス) ブービー シェラカップ
価格:1,296円 (2019/2/19現在)
・バーナー(ガスボンベで使用するコンロ) & キッチンテーブル
「ママのためのキャンプグッズ」といっても過言ではないバーナー。
いわゆる調理などに使われるコンロで、これがあるだけでお家のようにお湯が沸かせる、お料理ができると、キャンプをより楽しめます。家族キャンプなら2バーナー(二口コンロ)は欲しいところです。
また、このバーナーにセットするキッチンテーブルがあるだけで、ママのキャンプのハードルはグッと下がります。
とにかく安価!ガソリン式なので火力が安定、入門編にはまずこちら
コールマン パワーハウスLPツーバーナーストーブ2
価格:13,550 (2019/2/19現在)
こちらの商品は火力の強さと軽量が魅力!
ユニフレーム ツインバーナー
価格:21,600円 (2019/2/19現在)
・鍋、包丁、フライパンセット
最初は自宅で使っているものでも大丈夫ですが、慣れてくると重さやサイズが気になるので、それぞれキャンプ用に準備しましょう。実際料理するママ(もしくはパパ)の使いやすさを重視して選んでくださいね。
使う頻度、お料理の種類、メンバーの人数で数を増やしてもOKです。
家族向けにはやや小さいですがとにかく安くてコンパクト
カクセー SOLA(ソラ)キャンピング鍋 4点セット
価格:1,119円 (2019/2/19現在)
人気のユニフレーム、これがあればベスト!
ユニフレーム(UNIFLAME) fan5duo
価格:11,900円 (2019/2/19現在)
最後に。雨対策、防寒対策は万全に
山の天気は変わりやすいもの。
晴れていても雨が降ったり、昼間は暑くても夜は極寒、なんてことも珍しくありません。そんな悪天候も楽しむために大事なのが雨具。雨具は「とりあえず」グッズでなく質の良いものを買うのがオススメです。
長靴と折りたたみ傘、厚着でも体をすっぽり覆ってくれるレインポンチョは大人も子どもも準備したいマストアイテム。
防寒対策として、保温性のあるアウトドアブーツは常に車に積んでおきましょう。
さらに、ぜひ用意してほしいのが、ダウンジャケット! この時期に必要? と思っても、実は大活躍します。保温性のある薄手のウィンドブレーカーもマスト。お湯を入れるタイプの湯たんぽもあると便利です。
ファミリーキャンプに必要なグッズをご紹介しましたが、最初はレンタルからスタートしてお気に入りのものを少しずつ揃えていくと良いですね。
ライター ナイトウサトミ
ヨガ講師でデザイナー。インドア派だったものの、子どもが生まれたのをきっかけに未経験からキャンプデビュー。今では年間スケジュールはまずキャンプを組み込むほど夢中に。ファミリーキャンプの楽しみ方を日々研究する発展途上中のミーハーママキャンパー。
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