2019年1月30日 text by:ナイトウ サトミ
キャンプデビュー!ママも楽しい、いまどきキャンプ&キャンプフェスのススメ
SNSや雑誌でお洒落なキャンプシーンを目にするようになりました。今年こそ、子どもと一緒にキャンプを楽しみたいという方に、キャンプのはじめ方、楽しみ方をご紹介します。
INDEX
いまどきキャンプって?
・トイレがきれい。
・お風呂に入れる
・お買い物で盛り上がる。
・音楽に酔いしれる。
・子どもたちはワークショップで楽しめる。
・マルシェで美味しいコーヒーを飲んでまったり。
・お日様の下でyoga。
・何してもインスタ映え。
え? どこかのリゾートホテルの話?
違います、これがいまどきのキャンプのお話です。
ここ数年、そんなおしゃれなキャンプシーンを雑誌で目にしたり、聞いたりするようになったなぁと思っているかも。とは言うものの、女性、特に子連れママにとってはまだまだハードルが高く感じるのがキャンプという分野ですよね。
「パパはやりたがっているんだけど」
「準備が大変そう」
「何を楽しんだらいいのかわからない」
はい、その印象、ガラッと変わります! そこで今回は、最近のキャンプ事情について、ご紹介しましょう。
清潔なトイレ&暖かいお風呂も完備
よほど古いキャンプ場でなければ、和式のトイレだけなんてほとんど見なくなりました。洋式トイレはもちろんのこと、便座が温かいのも珍しくありません。シャワーつき、お風呂つきのキャンプ場も増えています。そのキャンプ場についてなくても歩ける範囲に温泉があることも。これは嬉しいですよね。
とはいえ、いきなりのキャンプ、何から始めたら良いのか分からないですよね。
そこでキャンプデビューにおススメしたいのが「キャンプフェス」と呼ばれるキャンプつきの野外フェスです。
近い距離で!ライブで酔いしれる!
キャンプができる多くの野外フェスはライブがメイン。好きなアーティストを目当てに行くのももちろん楽しいですし、熱烈なファンでなくてもかなり近い距離でアーティストを見られるので新たな一面を知りファンになることも。
アーティスト意外にもキャンプ好きなお笑い芸人がラインナップされていることもあり、コントはもちろん、芸人さんによる本格的なミュージックパフォーマンスを楽しむこともできたりと、見応えあり!
フェスでショッピングを楽しむ
キャンプフェスにはマルシェが立ち並び、そのブランドはハンドメイド作家さんから名のあるブランドまで様々。
場所がら、アウトドアブランドがメインの場合が多いのですが、これがなんと6割強のセール価格! BEAMS、JORNAL STANDARFDなど、今の親世代が夢中になったセレクトショップもセール価格で出店していたりと、テンションが上がること間違いありません。
キャンプビギナーにとって、キャンプフェスの一番の魅力は、たくさんの人が集まるキャンプ場で様々キャンプ道具を見られること。
いきなりキャンプ道具を揃えるのは難しいので、最初は知り合いから借りたり、安いテントや道具を手に入れてから参加し、フェスで吟味したり、どの道具が必要か、どんなものが流行っているのかをチェックするのがおすすめです。その場で実際に購入できることもあるので、次回のキャンプがさらに楽しみに♪
子どもも楽しめるアクティビティやワークショップが充実
川遊び、山遊びができる夏キャンプ以外にも飽きっぽい子どもたちを満足させるアクティビティやワークショップも満載なのもキャンプフェスの魅力。
キャンプ場を使った宝探しや、子ども達のテンション上がるフェスペイント、ハンドメイドワークショップなど、様々な企画が用意されています。アウトドアショップが開催するブースもたくさんあり、アウトドア料理のミニ料理教室や火おこしの仕方講座など、アウトドアキッズを作るコンテンツも満載です。
キャンプ場に行って、退屈して電子ゲームをする子どもなど、つくりません!
Yogaでリラックスしたり、美味しいコーヒーでまったりと
キャンプフェスにはyogaタイムがついていることは今やスタンダード。朝のお日様を浴びながら、沈む夕焼けを見ながら、ママもしっかり楽しめます。yogaだけでなく、マッサージのブースがあることも。
飲食のブースは、オーガニック系のこだわり店舗が多く、味も本格派。自然の中で味わう一杯のコーヒーも格別です。
キャンプでインスタ映え
ここ数年の女性のキャンプブームを後押ししたと言われるのが、インスタグラムなどのSNS。日常から離れた富士山や湖畔などの景色はもちろん、キャンプならではのキャンプ飯や色とりどりのテントをUPするだけでも注目の的に。
これからキャンプをはじめてみようかな、という方は、SNSで最新のキャンプ情報を入手するのもおすすめです。
まずは「グルキャン」!
「なんか楽しそう、行ってみようかな」と、思ったらまずは「グルキャン」と言われるグループでのキャンプがおすすめ! 幼稚園や学校のお友達やご近所仲間など、複数の家族で出かけてみましょう。ひと家族では、最初は苦戦する設営や料理作り。そのときの子どものお世話などを分担すれば負担もかなり軽くなるはず。その中にひと家族でもキャンプに詳しい家族がいればなお良し!
パパ同士、ママ同士、子ども同士の交流が生まれ、キャンプ場ならではの楽しみ方を発見できます。さあ、今年はキャンプデビュー! 次回のコラムでは、揃えたい持ち物をご紹介いたします。
ライター ナイトウサトミ
ヨガ講師でデザイナー。インドア派だったものの、子どもが生まれたのをきっかけに未経験からキャンプデビュー。今では年間スケジュールはまずキャンプを組み込むほど夢中に。ファミリーキャンプの楽しみ方を日々研究する発展途上中のミーハーママキャンパー。