2018年10月3日 text by:UZUZU編集部
【親子で体験しよう。アート鑑賞】親子で感性が刺激される都内のアートスポット5
芸術の秋は、大人だけでなく子供たちにも積極的にアートを体感させたい季節ですよね。そこで今回は、見たり、触れたり、作ったり、と親子で一緒に様々なアート体験ができる都内のスポットを5つご紹介。たまには子供と一緒にアート鑑賞へお出かけして、家族みんなで感性を磨いてみませんか?
1.東京おもちゃ美術館
「東京おもちゃ美術館」は、たくさんの木のおもちゃに出会える都内有数のミュージアム。0歳から100歳まで世代問わず、木のおもちゃで『創る、遊ぶ、学ぶ、楽しむ』ことができることをテーマとしているため、大人も子供も一緒に楽しめるコンテンツが多いのが魅力です。
飽きずに体験できる、さまざまなテーマの部屋
館内には、『赤ちゃん木育ひろば』(写真左)や『おもちゃのもり』、『おもちゃのまち きいろ』(写真右)、『おもちゃこうぼう』などがあり、日本の伝統おもちゃを体験したり、ごっこ遊びブースで遊んだり、おもちゃ作り(無料)に挑戦したり、とさまざまな角度から木のおもちゃを体験することができます。 ホームページには、0歳から大人まで年齢別に、館内を楽しむおすすめルートもあるのでご参考に。また、館内で気に入ったおもちゃがあれば、ギャラリーショップで購入することも可能です。ギャラリーショップ「Apty」は、日本全国のおもちゃ作家やおもちゃ工房、デザイナーの作品を常時500アイテム以上展示販売している日本唯一のトイショップなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
詳しい記事はこちら!【遊び場・東京】たくさんのおもちゃと触れ合える「東京おもちゃ美術館」- 雨の日でも楽しい!
施設名:東京おもちゃ美術館(新宿区四谷)
URL:http://goodtoy.org/ttm/
2.東京都美術館
全ての人にとっての『アートへの入り口』となることを目指す「東京都美術館」。子供向けや親子向けイベントが開催されることもあるので、お出かけの日にはホームページをチェック。特別展では、中学生までの子供たちに「とびらボード」という磁気式のお絵かきボードを無料で貸し出ししているのもポイント。鑑賞したアートから刺激を受けて描いたり消したり、自由自在にスケッチを楽しむことができます。持ち帰りが可能なワークショップ「とびらボードGO!」では、「とびらボード」で描いた絵を印刷してポストカードにすることも可能です。
子供専用の日「キッズデー」に行こう!
また、定期的に開催される子供のための特別な日「キッズデー」もお見逃しなく。普段は休室日の月曜日を特別に開室して、子供たちが楽しめるプログラムを無料で開催していますよ。
施設名:東京都美術館(台東区上野公園)
URL:https://www.tobikan.jp/
3.MoMA Design Store
世界最高峰の近・現代美術のコレクションを有する、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のミュージアムショップ。美術館ではありませんが、販売しているアイテムはMoMAの代表的な商品やMoMAでしか手に入らない限定商品を含む、美術館のコレクションを象徴するラインナップとなっているので、身近なアート鑑賞として気軽に楽しめます。
大人も欲しくなる、グッドデザインのおもちゃがいっぱい
店内には、キッズも楽しめる世界中から集められたグッドデザインがたくさん! たとえば、日本の組木パズルに感銘を受けたニューヨークのデザイナーによる伝統工芸 × 現代トイ・カルチャーのこんな「キューボット」も。電池のいらない、ゴムのジョイントで繋がれたナチュラルなオモチャは、年齢問わずギフトにも喜ばれそうですね。
マイクロ キューボット ウッドトイ マルチカラー ¥972(税込)
施設名:MoMA Design Store(渋谷区神宮前)
URL:http://www.momastore.jp/shop/pages/about_locations_jp.aspx
4.原美術館
子供連れだけど、ゆったりとした気分でアートを鑑賞したい・・・そんな時にぜひ訪れて欲しいのが、品川区の閑静な住宅街に佇む「原美術館」。建物は、実業家、原邦造の邸宅として建てられた昭和初期の貴重な建築物で、小さいながらも子供と一緒にリラックスしながら作品を楽しむのにちょうどよい空間となっています。緑の多い敷地内には中庭もあり、お天気の良い日には併設されたカフェのテラスで日向ぼっこもするのも最高です。
邸宅と一体となった常設展示作品もユニーク
また、建築と一体となったユニークな常設展示作品にも注目。1930年代の洋風邸宅を美術館として再生した館内には、かつて浴室やトイレだったユーティリティスペースを活用し、森村泰昌、宮島達男、奈良美智、ジャン=ピエール レイノーなど、第一線のアーティストによる作品が鑑賞できる部屋などもあります。
施設名:原美術館(品川区北品川)
URL:http://www.haramuseum.or.jp/jp/hara/
5.21_21 DESIGN SIGHT
「21_21 DESIGN SIGHT(トゥーワン・トゥーワン・デザインサイト)」は、あらゆるできごとやものごとを「デザイン」を通して世界に発信・提案を行う場として、2007年3月に東京ミッドタウンに誕生したデザインミュージアムです。独創的な造りが目を引く建物は、建築家の安藤忠雄氏によるもの。建物の地下は、外観からは想像できないユニークな空間が広がっています。デザイナーの三宅一生氏、佐藤卓氏、深澤直人氏の3名がディレクターを務めているのも特徴で、デザインの楽しさをあらゆる形で体感できる様々なプログラムが開催されています。
子供もデザインを体感できる、ユニークな企画展が目白押し
「21_21 DESIGN SIGHT」では、目で見て触って体験するなど、直感的に楽しめ、かつ写真映えする企画展が多く、大人はもちろん子供も一緒に楽しむことができるのが嬉しいところ。トークショーやワークショップ、子供向けのイベントなども開催されているので、ぜひ定期的にホームページをチェックしてみてくださいね。
施設名:21_21 DESIGN SIGHT(港区赤坂)
URL:http://www.2121designsight.jp/
6.まとめ
子供と一緒だとゆっくりアートを鑑賞できない・・・と思いがちですが、今回ご紹介したのは、子供と一緒だからこそ楽しめるコンテンツが揃ったアートスポットばかりです。この機会にぜひ一緒にお出かけして、親子で芸術の秋を堪能してくださいね。
UZUZU編集部
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