野菜がもりもり! 重ねるだけで簡単キレイなサンドイッチ【レシピ】
新緑がまぶしい季節になりました。天気がよい日は、レジャーシートとお弁当をもってみんなでピクニックに行ったりしても楽しいですよね。今回は材料を重ねるだけで簡単にできるわんぱくサンドイッチをご紹介します。野菜ももりもり食べることができますよ。野菜の苦味をやわらげる組み合わせも一緒にお伝えします。
INDEX
【苦味+油】で苦味が解消!? 野菜のおもしろ足し算・引き算
野菜を苦手とする子どもたちに、苦手な理由を聞くと「苦いから」という答えが多く返ってきます。諸説ありますが、苦味は毒と見分けるために人間が独自に特化していった能力で本能的に嫌いな味なのだとか。嫌いを好きに好転させるためには、いろいろな方法があります。ここではオーソドックスな2つの方法をご紹介していきます。
1つ目は食の経験や体験を増やすこと。食べるだけではなく野菜を育てたり調理(お手伝い)したり、図鑑で見たり、触ったりして野菜への興味を持たせることです。
2つ目は調理法。苦味は油でコーティングすると独特の風味が軽減されるといわれています。ピーマンも生で食べるよりも油で炒めた方が食べやすくなりますよね。単体で食べるよりもベーコンやハム、ツナなど油脂を感じるものと一緒に食べると苦味がやわらぐといわれています。よかったらお試しくださいね。
「ハムとアボカド、クリームチーズのわんぱくサンド 」の材料
下処理した食材を重ねていくだけでつくれるわんぱくサンドイッチ。つくる工程を子どもに手伝ってもらうと良い体験になります。無理のない範囲でTRYさせてみて。今回は5種類の野菜に3種類のタンパク質とわんぱくの名前に相応しい多くの食材を使います。小さなお子さんには【レタス+ハム】、【レタス+ハム+トマト】など一口で食べられるボリュームにしてあげましょう。
< 材料 >
1 人分 8 枚切りの食パン 2 枚
アボカド … 4 分の 1 個 (皮と種をとりくし形に切っておく。)
ハム … 3-4 枚
卵 …1個(目玉焼きにしておく)
クリームチーズ … 1-2 個
紫キャベツ … 2 分の 1 枚
レタス …1-2枚
アルファルファ… 適量
トマト(小)… 1個 (輪切りにする)
A … マヨネーズ 大さじ 1-2
「ハムとアボカド、クリームチーズのわんぱくサンド 」の作り方
1. 食パンに2枚ともに A を塗っておく。
2. 長めにカットしたサランラップを食パンの下に敷く
3. 食パン 1 枚に洗ってしっかりと水気をふきとり食べやすい切ったレタスをのせる。
4. その上に半分に折ったハムをのせる。
5. 下処理(洗って粗みじん切りにした後、マヨネーズであえておく)した紫キャベツを4の上にのせる。
6. クリームチーズを5の上にのせる。
7. 目玉焼きを6の上にのせる。
8. 輪切りにしたトマトを7の上にのせる。
9. アボカド、アルファルファを8の上にのせる。
10. 最後レタスと食パンをのせたら、下に敷いておいたサランラップを使ってパンの 四スミがくっつくよう閉じる。5 分-10分そのままにして ラップごと包丁で半分に切ったら完成。
まとめ
いろいろな食材の組み合わせが楽しめるわんぱくサンドイッチ。この作り方なら、お子さんの好きなハンバーグや唐揚げも具材として入れられますよ。自分だけのベストワンな組み合わせを探してみてくださいね。
<レシピの栄養に関する参考情報>
■KAGOME VEGEDAY>野菜を調理する>201703>野菜嫌いを克服!子どものピーマン嫌いは、保存&調理法で工夫
https://www.kagome.co.jp/vegeday/eat/201703/6718/
生井理恵
「やさい美人」「ベジ活」主宰。
ベジ活アドバイザー/一般社団法人「食べてキレイになる協会」理事
野菜ソムリエ・ベジフルビューティーアドバイザー・食育マイスター
企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・企業へのレシピ提供・レストランとのコラボレーション料理教室、食育講師など多岐に渡り活動中。
オフィシャルHP やさい美人
http://www.yasai-somu-rie.com/