2019年2月20日 text by:UZUZU編集部
人気の民間学童を比較!小学生の放課後をどう過ごす?
小学生の放課後、どう過ごす!?共働き世帯の増加などを受け、行政や非営利組織(NPO)が小学生を学校の放課後に預かる放課後児童クラブ(学童保育)」や、民間企業が行う「学童サービス」のニーズが高まっています。学童の中でも、送迎や習い事サポートなど、多様なサービスで人気の高い民間学童 サービスについてご紹介します。
INDEX
共働き世帯が直面する「小1の壁」を乗り切る学童保育
働くママにとって、子どもが放課後、安全に過ごせるかどうかは、とても重要です。保育園時代は、子どもを長時間預かってもらえたり、夏休みなどの長期休みも子どものことを心配することなく仕事に打ち込めたりしたことでしょう。ところが、小学生になると、放課後の過ごし方はがらっと変わります。
そこで重要になってくるのが、「学童サービス」。
学童のサービスには、公立と民間があります。
<公立学童のメリット・デメリット>
まず、公立の学童保育のメリットは、
・料金が安いこと
・立地が良い(学校内にある)
・子供が学校のお友達と校庭などで遊べることなど。
費用は1ヶ月、平均5,000円~7,000円と、民間の学童の10分の1くらいです。
しかしその反面、デメリットとしては
・預かってもらえる時間が短い(18時までが多い)
・小学校2年生くらいまでの在籍中
・預かり児童数が多く、スタッフの目が行き届かない場合があるなど。
また、基本的には遊んで過ごすため、放課後の貴重な時間をもっと有効的に使いたいと思っている親にとっては物足りなさを覚えます。
そこで、注目されるのが、民間企業が運営する学童サービスです。
料金は、公立に比べると高めの設定ですが、下記のようなメリットがあります。
<民間学童のメリット>
・学校からや自宅までの送迎があったり
・いざという時は延長して夜遅くまで預けることができたり
・塾や習い事の要素を取り入れた“学びの場”として利用できる
また、民間学童は、小学校高学年まで週に1,2回などでも在籍できるところも多く、家庭以外に子供を見守ってくれるもうひとつの「居場所」として利用を続けられる点も魅力ですね。
お住まいのエリアにより展開している民間学童が異なりますので、特徴を比較した上で、詳細は公式サイトからご確認ください。
人気の民間学童サービスを比較してみよう!
(1)英語や国際感覚が身につく学童
Kids Duo
英語漬けの環境で子ども達を預かる「Kids Duo」。こちらは、「やる気スイッチグループ」が運営する学童クラブです。日本語は一切禁止。1日最大6時間、英語環境で過ごすことで、楽しみながら自然に英語が身につきます。音楽や工作、外遊びやゲームなど豊富なプログラムも、すべて英語で行われます。多学年・多人数の環境の中で社会性や協調性、コミュニケーション力を磨きながら、真の国際感覚を持った人間育成を目指しています。
Kids Duo
https://www.kidsduo.com/
Kids UP
3歳から6歳を対象としたプリスクールと、小学生を対象とした学童保育を運営。3時間半~7時間、留学をしているかのような環境の中で、楽しく、効果的に、子どもの英語力・知的好奇心を伸ばしてくれます。帰国子女・インターナショナルスクール出身レベルのお子様に対応する「スペシャリスト・コース」もあり。
Kids UP
https://kids-up.jp/
(2)進学塾が運営。学習重視の学童
伸芽’Sクラブ
幼児教育のパイオニア伸芽会が運営する学童クラブ。共働きで勉強をしっかり見てあげられないというママが安心して預けられる場所です。教育企業ならではのノウハウを身に付けた専門の指導員が、学習指導から情緒教育まできめ細かくサポート。宿題だけではなく、受験対策も行えます。また、ピアノやヴァイオリン、囲碁やチェスなど、本格的な習い事も施設内で可能です。
伸芽’Sクラブ
https://www.shinga-s-club.jp/afterschool/
明光キッズ
“学びの根っこ”を育てるアフタースクール。明光義塾の授業と預かりサービスがセットになった充実のカリキュラム。小学生の成長に必要な4つの要素、せいかつ・あそび・たいけん・まなびを通じて、自立心と夢を叶える力を持った子どもを育てる学童です。フルタイムで働く方のためのレギュラー会員のコースのほか、希望の習い事を決め、預かりではなく習い事のみ受講するスクール会員のコースも用意されています。
明光キッズ
https://www.meikokids.jp/
(3)多才なプログラムが魅力の学童
キッズベースキャンプ (KBC)
最大22時まで延長預かり可能な、東急グループ運営の学童。「社会につながる人間力を育てる」をコンセプトに、知識中心の教育ではなく、自発性・コミュニケーション力など人間力を鍛えるのが特徴。
日常プログラムの中で、挨拶やマナーなどを身につけ、『礼儀・道徳・規律』を育成したり、国語や算数などの学習指導は行わず、毎日お子様が自ら宿題に取り組むように促し、『学習習慣』を身につけさせることを目標としています。
「インドアキャンプ」や「お料理」「運動系」などのイベントが人気で、夏休みのキャンプなどもあります。
年に一度開催される「KBCタウン」では、経済・社会を学ぶイベント“キッズMBA”の集大成として、子どもたちが考えた商品やサービスをお店にして、1つの町を作り上げるお祭りイベントも。
キッズベースキャンプ (KBC)
https://www.kidsbasecamp.com/
リックキッズ
小学生を対象にした最大22時までお預かりの送迎付アフタースクール。「楽しく学ぶ。考えてつくる。自然にふれる。そして、可能性の広がる人生を歩んで欲しい。」とう願いのもと、運営されています。毎日30分の勉強時間とは別に、理科実験教室・英会話・ロボットプログラミング・絵画・ピアノ等の特別カリキュラムが用意されています。(別料金)
また、夏休みには宿泊やキャンプイベントなども開催。「自然に触れる」「社会から学ぶ」などをテーマに、日帰りイベントも充実しています。
リックキッズ
https://www.lickids.jp/
まとめ
カリキュラムが充実している民間学童ですが、料金も内容も様々。ご家庭のニーズに合わせてリサーチしてみましょう。何より、子どもが楽しく通えるのが一番。子どもがのびのびと成長できる学びの場を選んであげたいですね。
UZUZU編集部
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