ソルトペインティングとは？！ 塩を使ったアートを楽しもう【簡単工作】

ソルトペインティングって何？

ソルトペインティングとは、塩で描いた線の上に、水をたっぷりと含んだ絵の具を垂らすアートのこと。塩には水分を吸収する力があるため、塩で描いた線に色水をかけると、その線に沿ってじわ～と広がるのです。様々な色水を垂らすことで、絶妙に混ざり合い、美しいグラデーションが生まれます。立体感のある絵になるので、ぜひ、お試しを。

準備するもの

・厚みのある画用紙
・水彩絵の具
・筆
・木工用ボンド
・塩
・紙コップ

ソルトペインティングの作り方

１．画用紙に鉛筆で下絵を描きます。今回は、虹を描いてみました。

２．描いた絵の線に、木工用ボンドをのせます。できるだけすばやく作業しましょう。

３．２の上に、ボンドが隠れるくらいたっぷりと塩を振りかけます。

４．ボンドが乾くまで待ったら、画用紙を傾け、余分な塩を落とします。

５．色水を作ります。今回は、赤、黄、青の三色の絵の具のみを使いました。これを組み合わせて、いろいろな色を作っていきます。

６．塩の線の上に、筆で色水をのせていきましょう。じわじわとにじんでいきます。
ソルトペインティングの楽しさはグラデーションにもあるので、1本の線にいろいろな色をのせて、混ざり合う部分の色の変化も楽しみましょう。

７．ソルトペインティングの完成です！

横から見ると、ぷっくりと浮き上がっているのが分かります。

まとめ

ソルトペインティングは、STEAMアクティビティのひとつ。「STEAM（スティーム）」とは、Science(サイエンス/科学)、Technology(テクノロジー/技術)、Engineering(エンジニアリング/工学)、Art(アート/芸術)、Mathematics(マスマティックス/数学)の5つの頭文字をとってつくられた言葉で、文部科学省が推進している教育法です。

簡単に言うと、なぜ？ どうして？ という疑問を探求する教育ということ。子どもたちは、どうして塩の線を色水が伝っていくの？ ということを、探求しながら学んでいくのです。

お家でアートを楽しみながら、ぜひ、STEAMに触れてみてくださいね。