2019年7月30日 text by:永原薫
シンガポールのお土産はコレ!現地で子育て中ママがおすすめ【シンガポールの子育て】
シンガポールにお住まいのKAORUさんに、シンガポールのお土産として喜ばれるおすすめのものを、教えていただきました。
世界各国で子育てしている日本人ライターや現地の方に、現地の子育て事情や、その国ならではの雰囲気を伝えてもらう「世界の子育て」シリーズより。
INDEX
夏休みに入りシンガポールに親子旅行を計画されている方もいらっしゃるでしょう。
今回は、在住者オススメお土産をお届けします。
一度食べるとやめられない?! Salted fish eggとは?
Salted fish eggと聞いてピンと味が想像できる方はいらっしゃいますか?
日本ではあまり馴染みがないテイストだと思いますが、このSalted fish eggはシンガポーリアンの大好きな味付けです。説明するよりも是非シンガポールで試してもらいたいのですが、ざっくり言うと、魚卵を使用した少しだけピリッと後を引くジャンクなお味。
シンガポーリアンにも、旅行者のお土産としても大人気でいつも行列を作っているのが「IRVINS SALTED EGG」というショップです。
こちらでは、ポテトチップスにこのsalted fish eggの味が絡められているものが売られています。ポテトチップスバージョンの他にも、Fish skinと言って魚の皮をカリッと揚げたものをsalted fish egg味に仕上げたバージョンもあります。Fish skinは、中華料理のお通しでも出されることもあるおつまみ的な感覚の食べ物です。魚の頭から丸ごと入っていたりするものもあり、初心者はちょっとビックリするかもしれません。
オススメはポテトチップスバージョン!
「IRVINS SALTED EGG」以外にも他社ブランドからも出ており、スーパーやコンビニ、空港でも売っていますが、なかでも一番人気のブランドが「IRVINS」です。「IRVINS SALTED EGG」のパッケージには「中毒になる程ハマってしまうのでご注意 笑」と表記されているぐらいです。
salted fish egg味の瓶詰めシーズニングもこちらでは購入できます。海老や鶏肉を炒めたり唐揚げにした後にまぶすと、やみつきな味に一変です。店頭で味見ができるところもありますので、是非お試しあれ。
シンガポールの朝食に欠かせない「カヤジャム」
シンガポールの朝食の定番といえば、「カヤトースト」です。8枚切りくらいの薄切りトースト2枚にココナッツと緑色の葉パンダンリーフで作られた「カヤジャム」を塗り、つけ添えの温泉卵に塩胡椒・ダークソース(醤油のようなもの)をつけて食べるというスタイルが、シンガポールの伝統的な朝食スタイル。
カヤジャムは甘みがあり、温泉卵は少し塩気があるため、甘じょっぱさを楽しむスタイルです。
このカヤジャムはスーパーで色々なブランドのものが売られています。味はうぐいす餡に少し似たようなところがあります。色々試して、断トツの美味しいカヤジャムは【Raffles Hotel Singapore Kaya 】。
シンガポールのコロニアル調ホテルの中で最も格式高いのがラッフルズホテル。ラッフルズホテルのお土産売り場でしか手に入らないこちらのカムジャムは、他社のものより少しお値段が上がりますが、間違いなくNo.1です。甘すぎず上品な味に整えられており、シンガポール式朝食でなくても、シンプルにトーストやフレンチトースト、パンケーキ、スコーンに付けていただくのもおススメです。
ラッフルズホテルのカヤジャムにかなり近い味でもっとお手頃価格で人気なブランドもあります
それが「Ya Kun Kaya」。こちらは、髙島屋、伊勢丹のほか、店舗で実際にカヤトーストを食べることもでき、また購入もできます。シンガポール内の大きめのモールにはだいたい入っており、朝食時間や、ランチ、おやつタイムはシンガポーリアンが並んでいます。
「シーズニング」でシンガポールの味を再現!
スーパーマーケットに行くと、シンガポールフードに欠かせないシーズニングが棚一面に陳列されているのを目にすると思います。シンガポールフードの代表、チキンライス・肉骨茶の素など、初心者でも自宅で簡単に作れる“素”が売られています。
チリソースもかなりの種類があり、用途別に分かれています。海老や魚などシーフードを炒めるとき用のチリソース、鶏肉用のチリソース、ポーク用、蟹用、野菜用、豆腐用など、細かく分かれています。チリソースと言っても、それぞれの素材に合うようにと用意されており、それぞれ味を変えて瓶詰めやパウチで売られているのを見るととてもワクワクするものです。
色々試してみて、私が本格的な中華料理の味を簡単に作れると感じたのは「PATCHUN」シリーズです。こちらの豆板醤などは本格的でコクのあり、ピリッとさせたい中華料理に入れるのがオススメです。「PATCHUN」はパッケージもピンクや赤、イエロー、グリーン、パープルなど鮮やかなので、いろいろな種類を購入し並べると料理が楽しくなるかもしれません。
見た目も華やか! プラナカンの素敵なパッケージ菓子
シンガポールの街を歩くと目に入ってくる、ピンクやグリーン、黄色の可愛い家、プラナカンスタイルのハウス。そんなプラナカンの色合いをパッケージに施した可愛らしいお菓子もお土産におすすめ。
中身はシンガポールならではの、マンゴーや、グリーン色をつけるのに使われるパンダンリーフ、パイナップルといった南国フルーツを使ったもの。パッケージの可愛らしさに、大切な方へのお土産としてセレクトしたくなるアイテムです。
こちらは、伊勢丹やハーバーフロント駅の駅ビル「Vivo City」内の大型スーパーマーケットFair Price(フェプライス)やチャンギ空港内などでも購入できます。
番外編: シンガポールファッションもおすすめ
最後に、この夏ぜひトライしていただきたいのが、シンガポールデザイナーのカラフルでエキゾチックなワンピースです。
常夏、強い太陽の元で華やかな色合い、華やかな柄物を纏う姿がとても美しく映えます。女性のしなやかなボディラインが1番美しく見えるように裁断されたワンピースを扱っているのが「Future State」というショップ。店内は目がチカチカする程、柄物のワンピースで溢れています。ぜひ店内で試着してみてください、きっと着心地の良さと華やかさに今までとは、違う魅力を発見できるはずです!
この夏一味違うお洒落をしてみたい方、立ち寄ってみてくださいね!
買い物がしやすいオーチャードエリアに2店舗あります。ご自分へのお土産にどうぞ!