育児が辛い時、悩んだ時にぜひ読んでほしい、ふっと心が軽くなる おすすめ絵本&漫画

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2019年3月1日 text by:UZUZU編集部

育児が辛い時、悩んだ時にぜひ読んでほしい、ふっと心が軽くなる おすすめ絵本&漫画

子育てをしてると、悩みも少なくありません。自分の子育ては間違っているのかな? こんなママで大丈夫かな? 不安に押しつぶされそうになることもあります。そんなとき、本を読んで勇気付けけられたり、心がふっと軽くなるということはありませんか?

子どもが生まれ、誰よりも愛しい幸せな日々、のはずなのに。
子どもの泣き声に耳を押さえたくなる。
本当は笑顔が見たいのに、どうして怒ってしまうんだろう。
本当は子どもと同じ目線で心に寄り添ってあげたいのに、急かしてばかり。
どうしていいか悩む。育児が辛い。
もしかして私は母親失格なんじゃないだろうか。
悩んでいるお母さまは実は多いのではないでしょうか。
実は筆者もその一人でした。

今回は、そんな時に肩の力を抜けるよう、心にそっと寄り添うようなものから、日常を笑い飛ばしてしまうようなものまで、心が休まり、また明日からの笑顔の種になるような絵本と漫画をご紹介します。

子育てするママの心に寄り添う絵本

育児本や漫画に比べて、ぐんと文字は少ないけれど、優しい絵と共にぐっと心に入ってくる、そんなママのための絵本を紹介します。
少ない言葉の中にも、ハッとする気づきや「これでいいんだ」という肯定感にあふれている作品ばかりです。

『あなたのことがだいすき』

かわいい赤ちゃん。もっと優しくしてあげたいのに。「いいよ」といってあげたいのにできない。そんなジレンマを抱えているお母さんも多いのではないでしょうか。
水彩画のやさしいタッチの絵が、そんな気持ちに共感しながら、それでも「今」の大切さを気づかせてくれる一冊です。


『あなたのことがだいすき』
作・イラスト:えがしら みちこ
企画・原案: 西原 理恵子
価格:1080円 (2019/3/1 時点)

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『ママ― Mamiversary』

はじめて触れる赤ちゃんにママは不安いっぱい。赤ちゃんがうまれ、お母さんになっていく。
赤ちゃんが生まれてから1歳のお誕生日を迎えるまでの新米お母さんの目線でストーリーは進められていきます。
ひとつひとつの赤ちゃんへの描写が細やかで、読んでいると初めて我が子を抱き上げた日、初めて授乳した日、初めての感情がよみがえってくることでしょう。
母性と不安と悩みのはざまで動く新米お母さんの描写がきっとあなたの心にもリンクします。


『ママ― Mamiversary』
作:むろぞの くみ 、 まなべ なほ
価格:1080円 (2019/3/1時点)

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『おかぁさん』



うってかわって、こちらはまだ物言えぬ赤ちゃんの目線で書かれた本。
どうして泣き止んでくれないの。どうして抱っこばかりなの。
仕方がないとわかっていても、ママたちがぶち当たる壁。
それに対し、
「おかぁさん、私のことを愛してください」
とストレートな言葉で語られるストーリーに心打たれます。色鮮やかでいて優しいタッチの絵も、より言葉を引き立てます。


『おかぁさん』
作:もっち
イラスト:江頭 路子
価格:2,400円 (2019/3/1時点)

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『ふまんがあります (PHPわたしのえほん)』

こちらも先に紹介した絵本とは趣向が変わった一冊。
「どうして子どもには早く寝なさいというのに大人は遅くまで起きてるの」
様々な知識がついてきた子どもたちは痛いところをついてきます。
そんな「わたし」の「ふまん」にうまく切り返す「パパ」のユーモアには脱帽もの!
こちらはぜひお子さんと一緒に読みながら、大笑いしてください。


『ふまんがあります (PHPわたしのえほん)』
作:ヨシタケシンスケ
価格:1,404円 (2019/3/1時点)

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子育てって「難しい!」を「ネタ」に変える漫画

続いてご紹介するのは、育児をテーマにした漫画シリーズ。抱腹絶倒間違いなしのリアルな育児には「わかるー!」の連続。大笑いしていたら、なんだか日々の「育児の悩みや辛さ」もネタに変わっちゃうかもしれません。

『ママはテンパリスト』

「海月姫」や「東京タラレバ娘」の作者である東村アキコ先生の作品です。
2歳のごっちゃんと数々の連載を抱える人気漫画家の作者とのドタバタでリアルな日常が描かれ、愛らしくもコミカルな絵とテンポの良さに、ぐんぐん読み進めてしまいます。
「あるある!」と共感できるものから「そうきたか!」と斜め上をいくごっちゃんの行動と作者のするどいツッコミに笑いがとまらない一冊です。


『ママはテンパリスト』
作:東村 アキコ
価格:802円 (2019/3/1時点)

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『たまご絵日記 ~新米かあちゃん奮闘記~』

全国のママから共感の嵐が巻き起こったのがこちらの漫画。
あまりのリアルさに笑いあり涙あり、他人事とは思えない、作者がまさに共に育児に立ち向かう戦友のように感じられてしまいます。
また子育て川柳も「うまいっ!座布団持ってきて!」と言ってしまいたくなるほど笑えます。


『たまご絵日記 ~新米かあちゃん奮闘記~』
作:ナナイロペリカン
価格:1,080円 (2019/3/1時点)

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『育児なし日記vs育児され日記』

たまごクラブに連載もされていた作者の一冊。
乳母と称される作者の目線からの育児あるあるはもちろん、ハルくん(息子)からの育児「され」視線もユーモアにあふれています。
日常のこどもへのイライラも、もしかして今ハルくんみたいに考えているのかしら?なんて想像してみたら思わず笑いに変わるかもしれません。


『育児なし日記vs育児され日記』
作:逢坂 みえこ
価格:905円 (2019/3/1時点)

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子育てにだって息抜きは必要!

赤ちゃんとの生活は穏やかでゆったりとキラキラした時間が流れる。なんてことはありません。
赤ちゃんや幼児との生活は、自分の時間を取るのはもちろん、食事に入浴、さらにはトイレだってままならない日々。
そんな忙しい毎日をおくる全国のお母さん。本当にお疲れ様です。
ほんの少しでも、本を読みながら、少しリラックスする時間となりますように。
育児、一緒に頑張りましょう!

UZUZU編集部

UZUZU[ウズウズ]は、親子の好奇心をくすぐるWebマガジンです。かけがえのない「子育ての時間」をワクワク・楽しいものにする情報をお届けしています。

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