2019年7月1日 text by:UZUZU編集部
小学生(6~12歳)の学齢別におすすめ! 子供向けボードゲーム 10選 |親子で遊ぼう!
今、アナログのボードゲームが人気で、密かなブームになっています。ここでは、子どもも大人も夢中になれて、コミュニケーションを取りながら楽しく遊べる、子供向けボードゲーム10選をご紹介。とくに、小学生におすすめのゲームを、低学年・中学年・高学年別に紹介します。
INDEX
- 小学生におすすめはどれ? 子供向けボードゲームの選び方
- 学齢別!小学生におすすめボードゲーム 10選
- 【1】小学生が低学年〜高学年まで、楽しめる!
- ボードゲーム(0) おやこで起業体験するゲーム 「コドモ社長vsオトナ社長」 (UZUZU開発・企画)
- 【2】小学校低学年におすすめ(6歳~7歳向け)
- ボードゲーム(1) 「おばけキャッチ」
- ボードゲーム(2) キャプテン・リノ- RHINO HERO
- ボードゲーム(3) ナンジャモンジャ・ミドリ
- ボードゲーム(4) ミッケ!たからさがし
- ボードゲーム(5) Dobble(ドブル)
- 【3】小学校中学年におすすめ(9歳~10歳向け)
- ボードゲーム(6) COYOTE(コヨーテ)
- ボードゲーム(7) チャオチャオ
- ボードゲーム(8) illusion(イリュージョン)
- 【4】小学校高学年におすすめ(11歳~12歳向け)
- ボードゲーム(9) CATAN(カタン)
- ボードゲーム(10) Rummikub(ラミーキューブ)
- まとめ
小学生におすすめはどれ? 子供向けボードゲームの選び方
ボードゲームの醍醐味といえば、相手の顔や仕草を見ながら楽しめることですよね。
プレイするみんなで机を囲み、単純なようで意外と奥が深いゲームで勝ち負けを競い、時には協力しあいます。
最近は「ボードゲームカフェ」もどんどん増えており、棚いっぱいに並べられたゲームの中から好きなタイトルを選び、心ゆくまで遊びつくすことができます。
ところが、ボードゲームがたくさんありあすぎて、どれで遊んだらいいのかわからない!という問題が発生しがちです。それもそのはず、現在ボードゲームは世界に2万タイトル以上あるといわれています!あまりの膨大さにめまいがしてきそうです…。
そこで今回は、小学生の子どもたちが夢中になれそうなボードゲームをピックアップしました!学年別にわけながら紹介していきたいと思います。
学齢別!小学生におすすめボードゲーム 10選
【1】小学生が低学年〜高学年まで、楽しめる!
ボードゲーム(0) おやこで起業体験するゲーム 「コドモ社長vsオトナ社長」 (UZUZU開発・企画)
まずご紹介したいのが、「家庭の中で、親子が遊びながら職業観を語り合ったり、子供が自然とビジネスや会社への視点を育める時間をつくりたい」。そんな思いから親子の好奇心をくすぐるwebマガジンUZUZUが企画・開発したボードゲーム。
「コドモ社長vsオトナ社長」は会社づくりを体験できるボードゲームです。
親子で学んで、トークも楽しめる新感覚ゲーム。
「ユーチューバー」「本屋さん」「お菓子メーカー」「ホテル経営」などさまざまな事業カードから、自分がやってみたい事業を選び、300万円の資本金をもって「会社名」を考えてスタート。
起業して最初の12ヶ月を経営体験することができます。賢いお子さんには、自分で考えた事業で会社を経営できる「フリーカード」が大人気。どんな特徴の会社なのか?誰を喜ばせるのか?などを真剣に考えてトークしてくれる、お子さんの姿をみて・・・「うん!本当にそんな会社、いけるんじゃないか!?」なんて家族で盛り上がってしまったり。
会社経営のリアルなアクシデントカードも多数、会社のブランドをあげて売上をあげる力を強化するのか、リスクマネジメントを高めてトラブル回避力を高めるのか?
一度やったら、「もう一度やりたい!」という小学生が続出。
6歳・7歳の低学年もお金のゲームに興味津々。お父さん・お母さんとできるのも嬉しくて、「お菓子屋さんの社長になる!」と何度もプレイしてくれます。3つのサイコロを振って今月のいくらの売り上げなのか? お子さんの足し算の練習にもなると、以外な効果も保護者から好評です。
家族で楽しみましょう!
タイトル :コドモ社長vsオトナ社長
プレイ人数:2〜4人
所要時間 :30〜40分
対象年齢 :7歳以上
【2】小学校低学年におすすめ(6歳~7歳向け)
小学校1年生から2年生のお子さんには、多い人数でわいわい楽しめるボードゲームがおすすめです。単純なのにやりがいがある、よくできたゲームばかり。子どもと大人が一緒に夢中になれる、そんなタイトルをご紹介していきましょう。
ボードゲーム(1) 「おばけキャッチ」
頭をやわらかくして、すばやく情報を読み取るゲームです。
使うのはコマとカード。コマはそれぞれ「白いオバケ」「灰色のネズミ」「赤いイス」「青い本」「緑のビン」の5つです。
山札からカードを一枚めくり、そこに描かれたイラストからヒントを得て正解のコマをさぐりだします。
カードの要素は2種類。コマとまったく同じ色・形のイラストが登場するカードと、コマの色・形ががあべこべになっているカードです。
例えば「白いオバケ」「赤いネズミ」が描かれたカードでは、オバケのコマの色・形が一致しているので、オバケのコマが正解です。
しかし「赤いオバケ」と「青いネズミ」が描かれている時は、赤でもなく、オバケでもない。青でもなく、ネズミでもない、そんなコマが正解。つまり、「緑のビン」が正解になります。
「一致していないコマ」を探す時、以外と子どもたちの方がすんなり、素早く見つけてしまうことがけっこうあって、「どうしてそんなに早いの!?」と驚いてしまうことがありますよ。
タイトル :おばけキャッチ
プレイ人数:2〜8人
対象年齢 :6歳以上
価格 :1,660円(税抜)
ボードゲーム(2) キャプテン・リノ- RHINO HERO
カードを使ったバランスゲームです。「ジェンガの紙バーション」と言うとわかりやすいかもしれませんね。
カードは大きくわけて2種類で、机から水平に置く「土台(土・屋根)カード」と、くの字に折り曲げて土台に乗せる「壁カード」があります。
土台のカードには、うっすらと壁の置き方を指示するマークがあるので、マークに従って壁カードを積み上げてください。
土台、壁、土台、壁…、と高く高く積み上げ、タワーを倒してしまった人の負けとなります!
ただでさえ不安定なのに、リノのマークが描かれた土台カードに当たってしまったら、リノのコマをその場所に置かないといけない。など、ヒヤヒヤするルールでお大盛り上がりできます!
タイトル :キャプテン・リノ- RHINO HERO
プレイ人数:2〜5人
所要時間 :10分
対象年齢 :5歳以上
価格 :1,720円(税抜
ボードゲーム(3) ナンジャモンジャ・ミドリ
発想と記憶力が鍵を握るゲームです。
まず、全てのカードを山札として、机におきます。
一枚ずつめくり、はじめて登場したキャラクターに、名前をつけてあげます。
名前はなんでもOK!例えば、丸いピンク色をしているから「ももちゃん」とか、綿毛のような体だから「モフモフくん」とか。自由につけてあげてください。
カードをめくるうちに、1度みたことのあるキャラクターが出てきます。そうしたら、さっきつけられた名前を呼びましょう!一番最初に呼べた人の勝ちです。
大人がやると意外と、キャラに名前をつけてあげるところで「えーっと…」と迷ってしまうことがあります。そんな時は、お子さんたちをお手本にしましょう。きっと斬新なネーミングセンスを披露してくれますよ。
タイトル :ナンジャモンジャ・ミドリ
プレイ人数:2〜4人
所要時間 :15分
対象年齢 :4歳以上
価格 :1,289円(税抜)
ボードゲーム(4) ミッケ!たからさがし
子どもたちに大人気の知育系絵本「ミッケシリーズ」から生まれたボードゲームです。
6つのおもちゃの絵が描かれたカードを手元に置きます。
カードに描かれたおもちゃと、色・形が全く同じなものを、おもちゃの山の中から探しましょう。
1回におもちゃを探せるのは、砂時計の砂が落ちきるまで!せいぜい30秒ほどです。
6つのおもちゃを揃えられたカードをどんどん完成させ、一番はじめに3枚のカードを完成させられた人の勝ちです。
ただの宝探しゲームと侮ってはいけませんよ。おもちゃは全部で128個!ひとつひとつが細かいので、白鳥!と思ったらギターだった、飛行機!と思ったらチョウチョだった…と、けっこう見間違えてしまいます。タイムリミットが迫るドキドキ感も、もりあがり要素のひとつです。
タイトル :ミッケ!たからさがし
プレイ人数:2〜4人
所要時間 :10分〜20分
対象年齢 :5歳以上
価格 :2,980円(税抜)
ボードゲーム(5) Dobble(ドブル)
この「ドブル」ひとつで、5種類のゲームが楽しめます!今回はそのうちの一つをご紹介しましょう。
まず、プレイヤーに一枚ずつカードを配り、表向きにして置きます。すべてのカードには8種類の絵が書いてあります。残りは全部山札にして裏向きに置いてください。
ゲームが開始したら、山札をまるごと裏返します。すると山札の一番上にったカードの絵柄が明らかに。
ここからはスピード勝負です。山札のカードと、手元のカードを確認します。一つだけ、同じ絵柄があるはずです。それをいち早く見つけられた人の勝ち!カードを獲得し、手元のカードの上に置きます。
山札がなくなるまでゲームは続き、最終的に一番多くカードを持っていた人の勝ちです。
ドブルは、言葉をまったく交わさずにできるゲームなので、例えば外国人のお友達と遊ぶのにも最適です。ぜひ試してみてくださいね。
タイトル :Dobble(ドブル)
プレイ人数:8人
所要時間 :15分〜20分
対象年齢 :6歳以上
価格 :1,650円(税抜)
【3】小学校中学年におすすめ(9歳~10歳向け)
中学年くらいのお子さんには、1手先を読んだり、相手の裏をかいたり…。そんな勝負要素を含んだ、手に汗握るゲームがおすすめです。時には嘘をつき、戦略的に勝利を勝ち取る!作戦がうまくいった時の快感を味わってみませんか?
ボードゲーム(6) COYOTE(コヨーテ)
観察力と推理力が試されるカードゲームです。
プレイヤーはそれぞれ、数字が書かれたカードを一枚手渡され、それをおデコの前に掲げます。
プレイヤーたちが持っているカードの合計を予想し「合計値を超えない数」を予想して、順番に発言します。合計値より大きい数を言ってしまった人は「ライフ」がひとつ減り、3回目に失敗してしまうと負けです。
足し算するだけ?簡単じゃん!と思うかもしれませんが、そう一筋縄ではいきません。まず、自分のカードに何が書かれているか見てはいけないのです。
さらに、カードの数字には「―10」や「×2」のように、合計値を大きく動かしてしまうものが含まれています。
頼りになるのは、自分のカードを見る相手の顔色。探偵になった気分で、ぞんぶんに推理力を発揮していきましょう。
タイトル :COYOTE(コヨーテ)
プレイ人数:2〜10人
対象年齢 :10歳以上
所要時間 :15分〜30分
価格 :1,700円(税抜)
ボードゲーム(7) チャオチャオ
「嘘」が鍵となるスリルゲームです。
箱を開けると、そこにはジャングルが!今にも崩れてしまいそうな吊り橋もあります。
プレイヤーは、好きな色のコマを選び、吊り橋の始まる地点に置きます。
自分の番になったら、筒の中にサイコロを入れて振りましょう。サイコロの目を見ていいのは自分だけ。この時、出た目を正直に答えてもよいし、嘘をついてもよいのです。
自分が正直に出目を答えた時と、発言をみんなが信じてくれた時は、発言した数字の分だけ吊り橋の板を渡ることができます。しかし、嘘が見破られたら…。「チャオチャオ〜」の挨拶とともに、プレイヤーは吊り橋から落とされてしまうのです!
このゲームで最も緊張する瞬間は、サイコロの「×」の目が出てしまった時!この時プレイヤーは絶対に嘘をつかなくてはなりません。生還か、それどもドボンか…。サバイバルチックなスリルを楽しんでください。
タイトル :チャオチャオ
プレイ人数:2〜4人
所要時間 :20分〜30分
対象年齢 :8歳以上
価格 :2,340円(税抜)
ボードゲーム(8) illusion(イリュージョン)
目の錯覚を利用した、ドイツ生まれの新感覚ゲームです。
カードは2種類。単色の矢印が描かれたカードと、規則性のないさまざまな模様が描かれたカードです。
まずは色を決めます。矢印のカードの束をよく切って、一番上の一枚を引きます。そこで出た色が、その回のメインカラーです。
みなさんが予測するのは「このカードのうち、メインカラーが占めるのは何%?」というもの。メインカラーの割合が多く見える順に、カードを並べていきます。
目の錯覚というのは本当に不思議で、正解の数値を見るまで、どれが一番大きいのかわからないカードがたくさんあります!勝敗のあるゲームですが、みんなで協力し合いながらカードを揃えていくのも楽しいかもしれませんね。
タイトル :illusion(イリュージョン)
プレイ人数:2〜5人
所要時間 :15分〜30分
対象年齢 :8歳
価格 :1,980円
【4】小学校高学年におすすめ(11歳~12歳向け)
高学年のお子さんには、大人も大ハマりする本格ボードゲームをおすすめします!これからご紹介するのは、世界的に愛され、プレイヤー同士がしのぎを削り会うタイトルです。ボードゲームの真の面白さに触れてみてください。
ボードゲーム(9) CATAN(カタン)
「カタン」は、ボードゲームの王様といっても過言ではありません。
スケールが大きく設定が細かい、でもコツを掴めば1ゲーム30分程度で完結させられる内容で、世界中で愛されれいます。
プレイヤーの目的は、自分の開拓地を広げて発展させていくこと。使うのは、「森林」や「鉱山」などの環境が描かれたマスと、サイコロです。
小学生のプレイヤーも多く、カタンで遊ぶためにボードゲームカフェに通う子もいるのだとか!
「君の開拓地からは鉱石がたくさん採れるね、僕の木材と交換しない?」「ここに新しく道を通して、こっちの土地を開拓をしたいの」などという、高度な会話が子どもたち同士で繰り広げられていると、関心してしまいます。
世界大会も開かれているこのゲーム、ぜひ一度親子で挑戦してみてください。
タイトル :CATAN(カタン)
プレイ人数:3〜4人
所要時間 :30分〜2時間
対象年齢 :8歳以上
価格 :3,800円(税抜き)
ボードゲーム(10) Rummikub(ラミーキューブ)
「ラミーキューブ」は日本国内でも高い人気があり、全国大会も開かれているほど。現在のチャンピオンはなんと、小学生の女の子です!
ゲームの雰囲気はすこし麻雀に近く、4色ある数字の「タイル」を並べ替えてセットを作り、場にどんどん出していきます。手元のタイルを先にゼロにできた人の勝ちです。
セットにてきるタイルは、同じ色の連番か、異なる色(3色以上)の同数です。ただ、このラミーキューブを面白くしているのは、「すでに場に出されたセットを、好きにカスタマイズしていい」ということ!パズルのようにどんどん新しい組み合わせを作っていくことで、あっと言う間に手札を消化することもできます。
情報を処理する能力と、広い視野が試されるこのゲーム。一度はまったらやみつきになりますよ。
タイトル :Rummikub(ラミーキューブ)
プレイ人数:2〜4人
所要時間 :30分〜1時間
対象年齢 :8歳以上
価格 :2,499円(税抜)
まとめ
ボードゲームは、本当に奥が深い!ルールも簡単で、使うアイテムも少ないはずなのに、飽きがきません。また、ここで紹介したゲームのほとんどは、子どもと大人の力の差が生まれないものばかりで、白熱したゲームを繰り広げられます。
楽しく遊べるのはもちろん、内容によって脳のトレーニングにもなり、知育に役立ちます。ぜひ一度、ボードゲームの世界に足を踏み入れてみてください。
撮影・ボードゲーム紹介協力: あそびcafe (神保町)
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UZUZU編集部
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