保育園と幼稚園の違いは?両方経験したママが解説!わが子に合うのはどっち?

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2019年2月1日 text by:UZUZU編集部

保育園と幼稚園の違いは?両方経験したママが解説!わが子に合うのはどっち?

子どもが生まれ、成長するにつれて保育園や幼稚園をどうするか悩むお母さまやお父さまでも多いのではないでしょうか。
どちらも就学前の子どもを預かる施設とは想像できるものの、実際、その違いって何なの? 我が子に合っているのはどっち?
そんな悩みのヒントになればと、5歳と6歳の男女の子どもを全く経営母体の違う保育園(認可外)と幼稚園に『並行して』通わせているママライターの筆者が実際に経験した目線でお伝えします。

そもそも保育園と幼稚園の違いって何なの?

まず、最初に気になるのがこの問題。
簡単にまとめると一般的には下記のような違いがあります。

※参考:
「厚生労働省 平成27年 地域児童福祉事業等調査の概況」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jidou/15/index.html
「文部科学省 結果の概要-平成28年度子供の学習費調査」
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/kekka/k_detail/__icsFiles/afieldfile/2017/12/22/1399308_3.pdf

上記のように細かく見ると様々な違いがあるのですが、まず大前提として、保育園は就労等で家での保育が困難と思われる子どもに対して『保育』の手伝いをする場所であり、対して幼稚園は子どもの『教育』のための場所であると考えられているのです。

それが大きく表れているのがお昼寝の有無。
『教育』の時間内にお昼寝は必要ないとされているため、幼稚園ではお昼寝の時間がなく、その分体力的に未成熟な園児を早めに自宅へ帰らせるような保育時間となっています。

保育園と幼稚園の費用も大きく違う!

内容ももちろんだけれど、通わせるにあたり、費用についても悩む方も多いのではないでしょうか。

費用を比較する際に最初に考えておくべきなのは、どれだけの時間を預けたいのか。
もし長時間預けたい場合は、幼稚園であっても延長保育が可能ですが、その際はもちろん別料金となります。
夏休みなどの長期休み中の預かりも別料金です。
また園によっては補助金や冷暖房費、施設費、バス利用費用などもかかってきます。

一概に横並べにして比べがたいものですので、必ず預ける時間やその他経費を確認した上で、月々いくらであれば無理なく支出できるのか、支出を含めて比べて検討してくださいね。

それでは次に保育園と幼稚園のメリットやデメリット含め、細かく紹介していきます。

保育園について

認可保育園と認可外保育園の違い

保育園には主に2種類あり、児童福祉法上の保育所に該当している(保育面積、保育士の人数や給食設備等)と認められた保育園を『認可』、該当していないとされている保育園を『認可外(無認可)』と一般的に呼ばれています。

ただし『認可外』といっても、一定の保育基準を満たしており、行政のチェックや指導も受けています。独自の教育方針や保護者への対応を貫くためにあえて『認可外』で経営している保育園も数多くあります。それにより24時間の対応や日曜・祝日対応等、個別のニーズへの対応も可能な園もあります。また認可保育園に入れなかった家庭への受け皿となっていることも多くあります。

保育園のメリット・デメリット

やはりなんといっても保育時間が長く、園のお休みが少ないため、働きたいママやパパにとってはありがたい存在です。
また保育園では生活習慣を重視し、また多くの時間を園で過ごすうちに「ジブンデ」できることも増えていきます。

しかし一方、『教育』ではなく『保育』を中心としている園が多いため、小学校入学時に初めて日本の『教育システム』に触れ、戸惑う子も少なくないようです。

続いて、幼稚園について見ていきましょう。

幼稚園について

公立幼稚園と私立幼稚園の違い

こちらは先ほどの保育園と違い、イメージがしやすいのではないでしょうか。
大きく説明すると公立は市町村が経営、私立はその他法人が経営しているものです。
公立ではある一定の教育基準が決められており、対して私立は独自の教育基準が決められています。

幼稚園のメリット・デメリット

幼稚園は専業主婦・夫の方が多いため、保護者は日中動けることが前提ですべての予定が組まれていますので働きたいママは注意が必要です。
延長保育がある園も、行事がある際や長期休み中など対象外の日がある可能性も高いため、事前に確認しておきましょう。

しかし、音楽や体育など独自に力を入れている園も多く、またもし私立小学校への入学を考えている場合は付属の園に入園していると優先的に入学させてもらえるなど、特典があることもあります。
また小学生になるために向けての『教育』の導入としても最適です。

認可外にはこんなメリットも!

冒頭に書いたように、筆者は現在5歳と6歳の子どもを全く経営母体の違う保育園(認可外)と幼稚園に通わせています。
これだけでは、ん?とイメージが湧きづらいと思うので、少し説明をしますと、実は私にはもう一人、1歳の子どももおり、朝7時ごろに3人を同じ保育園に連れていきます。
そうすると保育園の先生が幼稚園バスの時間に合わせて、バス停まで送り迎えをしてくれます。またバスがない時は幼稚園までお迎えに行ってくださいます。
そして幼稚園が終わった後は、保育園で過ごし、私の帰りを待っているのです。

認可外の保育園だからこそ対応いただいているところでもあり、またその中でも稀なケースではあるかと思います。本当にありがたい限りです。

まとめ

同時に並行して保育園と幼稚園を通わせる筆者の目線で情報をお届けいたしましたが、いかがでしたか?
メリットとデメリットを含めお伝えしてきましたが、そこをカバーするために独自の教育を設けている保育園や幼稚園もあります。またどんな園であっても、やはりそこにいる先生やお友達によって空気感も変わります。
まずはどのように子どもを預けたいのかを決め、そのうえで資料や口コミを調べ、必ず見学に行って、お子さんはもちろん、保護者の方の考えに沿うかどうかを確認してみてください。

どのような選択であったとしても、そこに通うお子さんは必ずたくさんの何かを学んでいきますので、その成長に想いを馳せながら、ぜひわくわくしながら園を探してみてくださいね。
お悩みになっているあなたのヒントとなれれば嬉しいです。

UZUZU編集部

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