2022年12月30日 text by:黄野いづみ
カラフルスライムと”動くスライム”を作ろう!【簡単工作】
冬休み、お子さまといろいろな遊びをされていることでしょう。今回は、子ども達が大好きなスライム作りをご紹介。カラフルなスライムのほかに、まるで生き物のように“動くスライム”も作ってみましょう。
スライムは家で作れる?
ひんやり、ぬるっとした不思議な触感で、子ども達が大好きなスライム。実は簡単に作れるので、お家遊びにもぴったりです。用意するものは、洗濯のりとホウ砂。ホウ砂は特別危険なものではありませんが、口や目に入ると有害とされていますので、遊んだあとはしっかりと手を洗いましょう。
それさえ守れば、楽しく遊べますよ。
今回は、動くスライムも作ってみましょう。必要なのは、この時期大活躍している”使い捨てカイロ”です。
準備するもの
・洗濯のり
・ホウ砂
・プラスチックカップ
・割りばし
・食用色素(絵の具でもOK)
・使い終わったカイロ
・磁石
・茶こし
スライムの作り方
1.プラスチックカップに60度くらいのお湯を100cc入れ、そこに、ホウ砂8gを溶かします。
2.別のプラスチックカップを用意し、洗濯のり(50ml)を入れます。
3.2のカップに、水50mlを加え、よく混ぜます。
4.3のカップに好きな色の食用色素を入れます。
5.割りばしで混ぜたら、そこに1で作ったホウ砂水を少しずつ加えながら、さらに混ぜます。1で作ったホウ砂水は、今回作るスライム4つ分くらいありますので、全て入れるのではなく、少量ずつ加えて固さを調整しましょう。
6.スライムの完成です。
7.同じ要領で、他の色のスライムも作ってみましょう。とっても簡単にできました。
8.次は動くスライムを作ってみましょう。まず、使い終わったカイロの中身を取り出します。
9.保存用袋などに入れ、上からたたき、塊をなくします。
10.9の粉を一度茶こしでふるいにかけ、プラスチックカップに入れましょう。
11.10のカップに磁石を近づけてみましょう。粉が磁石にくっつくのが分かります。
12.この粉を、3で作った洗濯のり+水に入れましょう。
13.粉が混ざったら、5同様に、ホウ砂水を少しずつ加えていきましょう。これで動くスライムの完成です。
スライムに磁石を近づけると、スライムが吸い寄せられ、まるで生き物のように動きますよ。
また、スライムの上に磁石を乗せると、飲み込まれるように沈んでいきます。
まとめ
カイロの中身を加えたスライムは、どうして磁石に引き寄せられるのでしょうか?
実は、カイロの原材料には、鉄粉が含まれており、これが酸化反応を起こして温かくなります。そのため、カイロは磁石に引っ付くのです。
カラフルなスライムだけでも子ども達はワクワクしますが、にょろにょろと動くスライムには興奮するはず。
ぜひ、ご家庭で、一緒にスライム作りを楽しんでみてくださいね。
ライター 黄野いづみ
10年間の出版社勤務を経て独立。「子どもの輝く未来のために、子どもの心を育み親子でHAPPYに!」をコンセプトに、遊びの提案、豊かな感性や表現力、発信力の育成、子どもの心を育むコミュニティ運営などを展開中。ママそらディレクター、ピープルビヨンド(株) 取締役。2010年生まれの男の子&2016年生まれの男の子、二児の母。
http://mamasola.net/