子連れ旅行を楽しむ“旅ノート”を作ろう
国内、海外、共に、段々と旅行しやすくなってきました。数年ぶりに海外に行く、という人もいるかもしれません。そこで今回は、思い出深い旅行にするためのとっておきアイディア「旅ノート」をご紹介したいと思います。
旅ノートとは?
「旅ノート」とは、その名の通り、旅の記録です。旅行先で、写真を撮ることは多いと思いますが、その思い出ブックを、子どもと一緒に作ってみましょう。
用意するものは、スケッチブック。様々なサイズがありますが、しっかり描けてなおかつ持ち運びにも便利なB5サイズがおすすめです。
写真は、昔、息子と実際に作った旅ノートです。
ここに旅の記録を残していきます。
メインは旅先での出来事ですが、旅は計画から始まっています。
地球儀や地図を見ながら、旅行先の場所を確認しましょう。
地図をプリントアウトして貼るのがおすすめです。
その場所は、国は、どんなところだと思う?
何があるかな?
どんな生き物がいるかな?
子どもに問いかけてみましょう。
旅のプランを一緒に考えるのもおすすめです。
どんな場所なのか想像したり(ここは思いっきり想像力を膨らませる)、旅先でどんなことをしたいのかなどをノートに書き留めておきます。
こうして、旅ノートを持って、いよいよ出発です。
移動中も、楽しみにしていることや挑戦したいことを語り合ったり、窓の外に広がる空と雲を眺めて空の青さもいろいろあるんだねぇと盛り上がったり。
お絵描きを楽しみましょう。
目的地に着くまでに、すでにワクワクしませんか?
旅ノートの楽しみ方
旅ノートは、旅行の思い出を綴る自分だけのスペシャルブックですが、単なる思い出帳ではありません。そのポイントとは?
旅先では絵日記として
旅先で見たこと、体験したことは記憶が新しいうちに絵日記に残しておきます。時間があればその日のうちに、なければ次の日の朝、新しいアクティビティをスタートさせる前に描くのがおすすめです。
絵日記には気持ちを添えて
小学生は日記風に、まだ字があまり得意でない子は「体験したこと」や「そのとき思ったこと」を書いてみましょう。
びっくりしたこと、不思議だったことは“研究対象”に
今まで見たことがないものや、どうしてかなと思うものも、絵や文字で残しておきます。そうすることで、旅がそこで終わらず、そのことについてもっと知りたいと思うようになります。
帰国後は写真やチケットなどを一緒に貼ってスクラップブッキング
チケットなど思い出の紙類は現地で貼るのもおすすめ。マスキングテープが活躍します。
写真は帰国後にゆっくりと貼ればOK。旅の余韻に浸りましょう。
まとめ
小さな子どもは旅行に行ってもその後記憶になかったりしますが、旅のプランを自分で考えたり、旅ノートに自分の気持ちを書き記したりすることで、大きくなっても覚えていてくれるはず。
たとえ忘れてしまっても、旅ノートを見返すたびにその光景がよみがえってくるに違いありません。
みなさんもぜひ、お子さまと旅行に行く際は、旅ノートを作ってみてくださいね。
ライター 黄野いづみ
10年間の出版社勤務を経て独立。「子どもの輝く未来のために、子どもの心を育み親子でHAPPYに!」をコンセプトに、遊びの提案、豊かな感性や表現力、発信力の育成、子どもの心を育むコミュニティ運営などを展開中。ママそらディレクター、ピープルビヨンド(株) 取締役。2010年生まれの男の子&2016年生まれの男の子、二児の母。
http://mamasola.net/
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